相続体験談:母が死亡したときは相続問題を先送りしました

親が高齢になると相続が気になってきます

現在の日本の人口の年齢別の分布は、高齢化の影響もありまして、高齢者が全体に多くなっています。
高齢者が多くなるということは、それだけ相続に関する出来事が、発生し易くなるということです。
私自身も、年齢が中年と呼ばれるころになりまして、両親が高齢者に分類されるようになりました。

不動産の名義が異なる場合があります

私の両親は、若いときに働いたお金で、いくつかの不動産を購入して、それを所有していました。
これらの不動産の名義は、父だけのものになっていると、私はそれまで認識していたのです。
ところが両親は、父と母それぞれの名義に、不動産物件によって分けていたのです。
このように、両親が不動産の名義を2人で分けていることを、私は全く知りませんでした。
そんなあるときに、母が病気を患いまして、最終的にはその病気が原因となって死亡しました。
すると、母の名義になっていた不動産の物件について、相続するという問題が発生したのです。

父と兄弟で相続することになりました

この母が死亡した時点では、父がまだ健在ですので、相続人は父と子供たちということになります。
私には兄弟がいるのですが、兄弟たちも相続の問題が、この段階で発生するとは考えていませんでした。
そこでまず、兄弟のあいだでこの相続の問題を、どのように導くのかを相談しました。
そこで最も大きな問題となったのが、その不動産物件を相続すると、売却する必要があることです。
すなわち、母の遺産分を皆で分割するには、売却する以外に方法がなかったのです。
そこで私たち兄弟は、問題を先送りすることにしました。
具体的には、この時点で兄弟が相続するのではなくて、父だけが相続するとことにしてもらったのです。
こうすることで、父に最終的な相続の方法を考えてもらうことにしたのです。
父も、こうした相続体験談がもとで、相続のための遺言の作成を、始めるようになりました。